こんばんは。
一つ目の記事に知人に贈ったNikkor H Auto 50mm F.2を分解掃除したと書きました。
実行当日は行き当たりばったりで進めていました。今更になって考えれば、数十年前に作られたレンズとはいえ、いわゆる精密機械ですから当然たいへん危険な行為です。
結果としては綺麗になったのですが...。
私はまずマウント側に目をつけました。なぜなら後球の内側にほこりが着いていたからです。
ですのでマウント側を一つ外せばそこに手を出せるだろうと考えていましたが、上の写真にあるマイネスネジは固すぎて全く回せませんでした。何故だ何故だと唸っていると、横で見ていた知人が同じ型のレンズを分解している方のブログを見せてくれました。
その方は表側から進めていました。
なるほど、そっちからも外せるのかと。なんならやってみるとこっちのが楽じゃん、と。
私は一つのものの見方が固まってしまうと他の視点を一旦遮断してしまいがちなのです。良くない特徴ですね。
その項のおかげもありNikkor H Auto 50mm F.2は綺麗になりましたが、やはり知識が浅はかな状態ではいけないと考えて少し調べてみました。
すると辿り着いたのがこちらの電子書籍
説明に
本書は「Nikon Nikkor 50mm F1.4」のレンズメンテナンスを
プロレベルで行うための教科書です。
レンズの修理、カメラレンズのカビ、オーバーホール、分解、清掃等に
お悩みの方はぜひお読みください!
とありますね。こういうものを読んで、構造や形など最低限の情報は頭に入れてから触っていくのが良策でしょう。
件の清掃は無事に終了しましたが、次回もまた成功する保証はどこにもありません。少しでも成功率を上げるために座学も必要です。
こんなに偉そうに語っていますが、kindleの機体を持っていませんから教科書を手に入れるのはもう少し先の話でしょう。
それまではネットで得られる情報を頼りに手探りでジャンクレンズと戯れたいですね。
では、またお会いしましょう。
おやすみなさい。