おはようございます。
前回の記事で述べたジャンクレンズを分解して軽く汚れを取りました。
古いレンズですがほこりやカビはほとんど無く綺麗でしたので、今回の記事はあくまで分解掃除を再び行うための手順を記しておくのみです。
D7100が引越しの影響で現在使用不可能ですのでスマホで撮影しました。
画質やその他品質に関しては目をつむっていただけたら幸いです。
初心者の作業ですので、粗雑な部分は見過ごしてください。
現状を見ましょう。
簡易包装されていたとはいえ、ばっちい。
塵や手垢がたくさん付着してしまっています。
レンズ自体にはほとんどほこりは着いていません。何がどうあってジャンクと分類されていたのでしょう。ヘリコイドも多少固いですがちゃんと回ってくれます。
原因はおそらくこいつです。右半分の中央にご注目下さい。
マウント部分の羽が一つ曲がってしまっています。このせいでカメラ本体に装着できなくなってしまったのでジャンク扱いを受けるんでしょう。
湾曲はお掃除には関係ありませんから、初めていきましょう。
化粧リングを外します。
次は□で囲んだネジを取ります。
前側のレンズ群を取り出すには□で囲った小さな溝にカニ目レンチを当てて反時計回りに力を入れてやります。
ヘリコイド・しぼり機構からレンズ群が外れました。前側にだけほこりが着いているときはここだけを掃除すれば大丈夫です。
裏返して後ろのレンズ群を外します。
マウントがいとも簡単に取れました。
□以外のネジをゆるめるとしぼり連動レバーとかが落ちるみたいです。ちょっとやらかしかけたのは秘密。
後側のレンズ群は指で回せばコロっと。
ただこのときしぼり調節リングも動いてしまうのと、リングが機構から抜けてしまいそうなので気をつけてください。
レンズを抜き出せたので見てみましょう。
前後ともに少し塵が入っていますのでブロアーでシュッと吹いてしまいましょう。
前玉は抑えの下にほこりが溜まっていましたので拭き取りました。
後ろもカニ目で外してシュッシュ~ 取れんぞ。固すぎて回らない。
どうやら□で囲ったあたりに見えるように、接着されているみたいなんですね。
メーカーの意向か、あるいは前回掃除した人がやったのか。
無理せず今回は放っておきましょう。たいして汚れていませんもの。
組み立てる際にマウント用の部品と、機構側のピンをちゃんと通してあげましょう。
嵌めた後で少しまわしてやるとネジ穴が顔を覗かせますので、片手でまず固定してから入れます。
締めてやればおしまいです。おつかれさまでした。
小綺麗になりました。
せっかく自分で掃除したレンズですからどんな風に写るのか確かめたいけど...
私の使うD7100はニコンのFマウントです。ミノルタSRマウントなんて合うわけがありません。
ならばコレがなければ!
マウントアダプターですよね。
他のは$23.99とかなのに、私の欲しいやつだけ$49.99って高すぎでしょ。
でも確認のためには仕方ありません。購入します。
ミノルタの古いレンズは安価で出回っているようで、また手にする機会があるかもしれません。
そのときのために持っておけば遊べますから。
だんだん暖かくなってきたというのに部屋にこもってます。楽しいからいいじゃん。
では、またお会いしましょう。