こんばんは。
PCパーツの試算をしました。
つい先日ノパソをいじったところなのに、やはりタワーへの欲がおさまりません。
んでもって私はお金がありませんから予算に限りを設けて挑戦します。
初めての自作PC、目標は5万円!誤差は±1000円で頑張りマッスル。
このごろはパソコンを買うにも多くの選択肢がありますね。
量販店に行けば一体型のノート・デスクトップ、普通のノパソ・タワー、PC工房などのHPからはBTOが可能です。
便利になったもんだな...。
だが、
どれだけ軽いパソコンを使ってようが知ったこっちゃないが、俺に言わせりゃロマンに欠けるな。
自分専用機って憧れますよね。ね?
赤くて通常の三倍性能がいいやつ使ってみたいですよね。ね???
使いたいか否かはさておき、自分に合ったものを手にするのは快適さを左右します。足りなければもちろんイライラしますし、超過するようでは無駄にお金を持っていかれます。
私は動画を編集しませんし、ゴリゴリの3Dゲームもしません。せいぜいPSO2。
もっぱらネットサーフィンと映画・動画視聴、メッセンジャー、たまに写真の編集くらいですか。
ブラウザゲームやエミュなんかもする可能性がありますので、少しだけ余裕のある計算にしておきましょう。
そこで選んだ構成は以下の通り。
型番 | 新品価格 | 中古参考価格 | |
CPU | core i3 8100 | 16000 | 14550 |
マザーボード | H370M pro4 | 9600 | - |
ケース | Versa H18 | 3000 | - |
メモリ | G.Skill DD4-2666 8GB*2 | 9000 | 8200 |
ストレージ | SP240GBSS3M55M28 | 4500 | - |
グラフィックボード | ASUS GT 1030 2GB | 9700 | 7700 |
電源 | 玄人思考 500w | 4500 | - |
合計 | 56300 | 52050 |
値段は全て2019年4月17日現在で確認できる範囲での最安値です。"-"の表記は中古がほぼ存在しないもの、あるいは中古で購入したくないものです。また、細かい数字には目をつむります。
すべて新品を使うと56,000円となり、目標の5万円からは遠い。
中古の部品を取り入れても52,050円...。これらのうち中古で手に入りやすいグラボやメモリで縮小できたらなと。
では、こうなった経緯を説明します。
CPU
1世代前、第8世代のcore i3の通常版です。単純に自分にはi5やi7は必要ありません。
CPUのパワーが必要になるのは写真のレンダリング時のみです。数少ない瞬間のために高性能な機械を買うのはモッタイナイ。
私のノパソのCPUはcore i7 2760QMでcinebenchによるスコアは430cb。一方のcore i3 8100は、他の方のレビューによりますと約600cb。
現在の用途の延長として活躍するには事足ります。
執筆現在の最新版は第9世代。
ひとつ上のCPUであるcore i5 8400と比較すると-10,000円、最新世代のcore i3 8350KFとでは-7,000円と、費用を抑えられます。
ちなみに、基本的にPCはCPUで全体の性能が決まってしまうと言われます。
値段のために何年も前のものを購入すると、ついていけなくなって買い換えるまでの期間が短くなります。つまり、再びお金がかかってしまいます。
これを回避するためにひとつ前の世代で止めておき、間をとろうという算段です。
中古のBOXとめぐり合えたらお財布にやさしい。
CPUのみのバルク品でも可。ハードオフなどにリテール品のクーラーが数百円で売られているでしょう。
マザーボード
CPUが決定すると選べるマザボもある程度絞られます。今回使えるのはLGA1151(LGA1151は第6,7世代用と第8,9世代用の2種類が存在します)の中でも新しい型です。
ATXではなく、ひと回り小さいmicro-ATXサイズを選んだのは置く場所が広くないからです。
拡張スロットがたくさんあっても使う予定もありませんし。
対応チップセットはZ370,H370,B360,H310の4つ。
一番安価なのはH310ですが、バス速度を考慮してH370を選びました。性能が引き出せないのはよくありませんから。
B360は取扱い数が少ないせいか安くはありません。無しですわ。
同じくH370を搭載した他社のmicro-ATXにはASUS H370M PLUSなどがありますが、予算の関係で安いものを。
おなじみのASRockですから品質も問題ないでしょう。
ケース
正直ここが一番悩みます。
micro-ATXを搭載するならケースもコンパクツにしないと意味がない!のとATX用と比べると平均して価格が低い。5,000円からあります。こいつはそのなかでも安価。
ただ、積める量やサイズが変わってきますから予定に合致するケースを選びます。
グラボを積もうと思っているので拡張カード用スペースが350mm確保されているのはありがたい。標準のブラケットなのでロープロファイルのグラボを買わないように注意。
5.25インチベイがなく、光学ドライブがつけられませんが、安心してください。外付けで持ってます。シャドウベイも3.5・2.5ともに2つ。悪くない。
コードを隠しておく場所も初めから用意されてるのでスッキリしそう。
かなり安いので一抹の不安がありますが、組み立ててしまえばこっちのもんです。
というかジャンクPCからもぎ取るとか、知り合いのもう使わない据え置きとかをもらえばタダです?
メモリ
DDR4-2666,2400,2133が対応しています。
個人的にはどれだっていいのですが、2400と2666では値段がほぼ一緒ですので、どうせなら速度の大きいほうで。
win10だとOSだけで1.2GBほど使用するようです。
タブをいくつか開いたブラウザといくつかのアプリを放置している現在ノパソ環境の8GBで7~8割、つまり7GB弱使用します。
OSの使用量が今と大差なく使い方が変わらないのであれば増強しないと心配です。
16GBもあればあり余るとは思いますがね...。
価格次第では4GB*3も視野に入れています。しかし中古でも3,400円/枚でして、これより低くならない限りは変更しません。メモリの数は偶数が良いという定説があります。きっと大丈夫、大丈夫...。
動作周波数に関してもこだわりはありません。理論上は速いほうが良いのですが体感できるほどの差はないそうです。
たった数%の向上にお金をかけられるかどうか志の問題になってきます。
ストレージ
シリコンパワー製。
...える。......聞こえる。
「M.2接続なのにNVMeじゃないのか!」
かまわん!!現状のSATA3接続SSDで不満はないのだ! 起動が爆速にならなくても。容量も100GB以上残っています。
音楽やその他データを保存するために手元にあるHDDも用いますから、むしろオーバースペックってやつです。
容量を減らした120GBなどで3,000円です。余裕を持たせたほうがよさそうなので一旦240GBで保留。
グラフィックボード
ローエンドグラボで結構デキると評判のGT1030。
結局動作が重くなるのはグラフィック関係なので、底上げに設置します。
デュアルディスプレイにする可能性も考えてHDMIがもうひとつあれば私の場合は十分です。
レビューなどを見るに設定次第ではFPS等のGPUを多用するゲームも快適に遊べるそうですよ。
それだけの性能があれば、あと10年は戦える!と言う軍人もいるかもしれません。
私はそういう予定がないのでこれ以下のグラボでもやっていける。むしろ予算のために中古で5,000円程度のグラボを買うでしょう。
電源
これに関しては特に選び方はありません。80Plus認証で新品ならなんだって...!
これらの構成では全体で消費電力は200wほど。
PC用の電源は出力が50%のときが一番効率よく変換できるので、2倍して400wでグッド。
高負荷時でも耐えられるように500wでチョイス。
電源の中古は下手すると他のパーツも巻き込んで死亡、という事故で脅してくる記事が多いので新品意外は考えません。
最後に
構成を忠実に再現できるとは思っていません。
中古を取り入れなければ実現しない5万の壁、これがある限りは変更がつきものです。
大阪に遊びに行く機会があれば日本橋を徘徊して安いパーツを探しますよ。
一台組めるまで集まれば結果おいくら万円かかったのかを報告をば。
では、またお会いしましょう。