こんばんは。
前回の記事で古くから自宅にあったPCをさわりました。
スリムケース欲しさにどうにか改造を施して再利用してみましょう。
まずは計画から説明します。
内部の構成については 前回の記事を参照してください。
まず使いまわす部分は以下の通り。
- ケース(これが一番)
- DVDドライブ
- 電源(最大200W)
- HDD(500GB)
性能に直結する部品はほぼ入れ替えます。弱いままでは何の意味もない。
ですので購入するのは以下。
今回の目標は
「2万円以内で普段使いを難なくこなすPCを組む」
普段使いとはどういうのを指すのだと言われそうですね。
ネットサーフィン、HD動画視聴、Office系ソフトでの軽作業くらいでしょうか。
「オフィス以外全部スマホデイイジャン」 わかってます。でもPCなら大画面で映画鑑賞できます。文字を打つのも快適です。ってかなんだっていいじゃん!! 組み立てたいだけなんだから!!!
計画の基礎となるのはこれ。
- イライラしない動作
- 省電力
ひとつ目は言わずもがな。
省電力は、電源が古くしかも最大が200Wしか出せないからです。また、普段使いですから電気代はなるべく低いほうが嬉しい。たぶん大差ないけど。
なので一番電気を食うであろうCPUを先に決めてしまいます。これが決まれば他の箇所もある程度選択肢が現れます。ただし、Atomは却下。デスクトップに積むもんじゃない。
CPUを選ぼう
積まれているCore2 Duo E4600の消費電力は65Wです。これ以下ならうれしい。
ドスパラがIntel製CPUの簡単な性能比較表を作ってくれていますので、これを見て決めます。
インテル(Intel)CPU性能比較|ドスパラ公式通販サイト
i5やi7は古くても性能が高い代わりにやはり電力の面ではどうしても数値が大きい。ストレスフリーな環境を作るには欲しいところですが、予算の関係で一旦無視。i3に目を向けましょう。
省電力版の65Wのi7などが手に入ればそれもいいでしょう。性能に関しても比較的新しいi3よりも強いなんてものあります。
マザボとCPUを両方購入するので値段を考えると5,6年前のCoreシリーズ、Sandy, Ivy, Haswell世代でしょうか。しかし、windows10の対応が公式に発表されているのはIvy bridgeからです。クリーンインストールするためにもIvy以上の世代で探すしかありませんね。発表されたときにはSandyおじさんたちが絶望の淵に追いやられたでしょう。
ヤフオクを見るとCPUを載せたままのマザボが出ています。Ivy, Sandy なら2000円くらからありますね。セットで5000円ほどで手に入れば儲けものですね。
マザボの選び方
micro-ATXでSATA6Gb/sがあれば合格です。SSDを積みますからなるべく性能を引き出せた方が。
2~3世代Core用のマザボは基本的にUSB3.0を備えます。使う予定があるので無いと困ります。
その他
メモリはDDR3で8GBほしいところ。
最寄のハードオフに8GB/枚 2980円で売られています。8GB*1枚よりも4GB*2枚でデュアルチャンネルにした方が帯域が広がり、パフォーマンスが向上します。あれば4GBを買います。
SSDはこだわりません。Western Digitalの250GBが6000円前後です。
グラボが問題です。
近頃のYouTubeはHD画質の動画が増えています。Haswell世代なら内蔵グラフィックも進化しており、そこそこ対応できるようですがメインメモリを使ってしまいますし、HDMI出力でディスプレイを2つ使う可能性だって考えられます。
ですので、お金をかけずにグラフィック性能を最低限上げるのであれば定番のGT710です。 玄人思考でもASUSでもかまいません。4000円前後で購入可です。
まあ、なくても動くんですけど。
ここまで5つのパーツを考えました。値段をまとめておきましょう。
CPU | 2000 |
マザボ | 4000 |
メモリ | 3000 |
SSD | 6000 |
グラボ | 4000 |
合計 | 19000 |
グラボは1GBにすれば3380円+税とか。HDDと併用なのでSSDも120GBにすれば3500円くらいに下がる。
ぶっちゃけ2万円超えたっていいんだけど、縛りプレイは楽しむのに必要だから。
では、またお会いしましょう。