こんにちは。
スリムケース補完計画の材料が揃いました。発動します(しました)。
まずは新規導入するパーツたち。
製品名 | 値段 | 入手先 | |
CPU | Core i3 4130 3.4GHz 54W | 5210 | ヤフオク |
マザボ | ASUS H85M-G | 3800 | ヤフオク |
メモリ | elixir DDR3 4GB*2 | 3960 | ハードオフ |
SSD | GREEN HOUSE 120GB | 2300 | 楽天 |
グラボ | N/A | 0 | |
合計 | 15270 | +α |
マザボについて出品者が「4つのうち2スロットが不安定で使用は非推奨」と教えてくれました。ならば増設は買い替えになるのか。ま、8GBより多く積む用途でこのPCを使わないのがオチ。
SSDは怪しげなメーカーの一品。GREEN HOUSE製品は家電量販店だとMP3プレーヤーなどが見つかります。というかそれ以外の陳列を見たためしがない。
調べてみると東京本社の会社で従業員200名超えの結構大きな企業でした。公式ページは近頃よくある雰囲気で写真には外国人モデルをやたらと起用した「見飽きたホームページ」って感じです。
ベンチャー感は否めませんが(ニートなので知りませんけど)20年以上生きてるなら信用してもいいのかな。
グラボの購入はやめました。以下のページを参考に。
CPU内蔵グラフィック(iGPU)とローエンドグラフィックボード(dGPU)のパフォーマンス比較
理由はとても単純で「いらない」からです。
今回入手したCore i3 4130にはHD4400が内蔵されています。参考にした記事を見てみますと、これとGT710のベンチマークの点数に大きな差が見られません。また、別途グラボを用意しなくてもCPU単体で3つまでのディスプレイ出力が可能です。
マザーボードにHDMI*1、DVI-D*1、D-sub*1がありますので、よっぽど必要にせまられないならば買わないのが出費を抑えるのにも最適です。
また、余ったお金で、予定にはなかった便利そうな道具を買ってみました。使えるんでしょうかどうでしょうか。
まずは清掃&解体
ササッと身軽にしてやりましょう。コネクタの位置を記録しつつ分解。
全部バラしました。
ホコリを取ります。ウェットティッシュで拭くのは怖いのでブロワーをしゅぽしゅぽ。
CPUクーラーのファンを外そうと思ったら爪が折れました。あとは、言わなくてもわかるな...?
古いマザボとCPUとHDD、生きてますから静電気防止袋に入れて保管しておきます。いつでもVista環境が蘇る。たぶん使わんけど。
新規部品を交えつつ再び組立て
マザーボードにCPUとメモリを装着。
CPUクーラーはハードオフで300円でした。
黄色いソケットのガードが溶けていたので黒色が健康に機能するのだろうと挿しましたが、正解は黄色のほうでした。なんで綺麗な二つが死んどるんじゃ。
HDDを3.5インチベイから外してSSDに交換します。
青い台座は学校からパクったブラケットですが、使われていなかったのでセーフ。
ではケース側へ移ります。
I/OパネルをH85M-G用のものに換えます。前の分はドライバーとゴムハンマーで、押し出し~。
ネジを締めて固定しましょう。
4ピンコードが届かない...? ぎりぎり届きました。
PCIe*16に何か挿そうものなら延長は必須でしょうね。
残念ながらケースのUSBとボタンのコードが足りなかったので、余分にコードを購入。
ニッチな商品も世の中にはあるんだなあ。
USBやスイッチ用のピンは9ピンで数が合わないのでニッパーで一本切断。
この画像は本来USBピンに挿すものをマザボの色に惑わされて電源等のピンに挿してしまっています。気をつけましょう。
最低限の機材が揃ったので起動だけ。
大丈夫ですね。
スリムタワーで、組上げてから起動しませんは笑えませんね。また裸にする手間が。
では他の部品もケースにくっつけましょう。
win10をインストールしておしまいです。
追加の道具
タワー型PCは従来、有線接続だらけでごちゃごちゃした品でした。でもなるべく煩雑なのは避けたいので以下の商品を購入。
Archer T2UH | AC600ハイパワー デュアルバンド 無線LAN子機 | TP-Link Japan
UB400 | Bluetooth 4.0 ナノ USB アダプタ | TP-Link Japan
そうです、無線化機器です。
私はオンラインゲームをあまり遊ばないので、インターネットを無線もしくはUSBテザリングでまかなっています。あっちのPCからこっちのPCへ移動する際にルーターを持ってまわるのは面倒です。windowsのドゥディン↑ディドゥン↓を何度も聞きたくない。ならば無線LANでつなげばいいじゃないか!
Bluetooth用アダプタはドライバ不要で、USBポートに差し込めば即時使用可。
T2UHは公式から取ってきます。
ドライバのインストールが完了すると設定のインターネット接続にワイヤレスネットワークも表示されます。
速度も433Mbpsあります。WEBページを見て回っても読込時間で待たされませんでした。動画だって中程度の画質ならバッファ待ちはありませんでした。私の求める用途には事足ります。
類似製品にUSB3.0仕様で理論値800Mbps以上のT4Uがあります。が、速度を求めるのならLANケーブルを繋いでやってください。無線接続で爆速を実現しようとしないでください。
でも無線機器を設置しすぎると干渉し合って不便になるので必要に応じてOn/Offを切り替えましょう。
今回は組み立てたPCで書いています。数年前のCPUや古めの構成ですがwin10は思った以上に問題なく動きます。
しいて気になる点をあげるならば、設定画面を立ち上げる際にほんの少し待つ必要があるものです。あと、電源ファンが異常にうるさい。どうにかならんのか。使いまわしたのがダメなんか?
SSDや無線子機は安すぎるし評価もまちまちな製品ですけれども、現段階ではちゃんと働いてくれています。OSの立ち上がりも良い速度ですしWi-Fiが途切れたりもしません。
安物買いの銭失いになったとしてもそれはそれでサポートセンターとのやりとりを記事にすればいいだけの話です。
大きくないパーツに使ったお金。
延長コード518円
無線LAN子機1922
青歯1058円
合計3498円 +15270円 = 18768円
2万円+ロースペック縛りは単に5万円で作るよりも試行錯誤のかいがあります。win10を導入するのか7で我慢するのか(8はゴミ)、Celeronで抑えるのか、グラフィックは大丈夫なのか、電源は足りるのか、中古で売られるものを選ぶかヤフオクに賭けてみるか、などなどたくさんの制限の中で最大の結果を得ようとあれこれ調べました。
パーツを探して店を回ったり構成を考えたりする間が一番楽しいです。もちろん組み立てる瞬間だって良いものです。
テレビとつないで映画鑑賞用に置いときますか。
売りに出して再びおもちゃを購入するのも悪くないな。
では、またお会いしましょう。