あー、カタカナ難しい。
もっと日本語で分かりやすく言っちくり~。
コンプライアンスとかエビデンスとかスパカリフラジリスティックエクスピアリドウシャスとかね、もうね。従順、証拠、素晴らしいでいいじゃないか。日本語として概念が存在する単語をビジネスメン()はいちいち小難しく言いたがるのは何故ですかねえ。
んな小言はさておき、表題のような表現や概念および固有名詞は日常に溶け込んでいても我が国にはなかったものだったり、カタカナ以外で表示されないせいで違いのわからないものが多い。
思いついたものだけでも勝手に残しちゃおっと。
参照する辞書はおなじみの『新編広語辞典』(1985,長岡書店)
アスファルト(asphalt)
重油から石油を精製したのこりかす。また天然にも産する。黒い油性の光沢があり、道路の舗装や電線のおおいなどに使う。
コンクリート(concrete)
セメントに水・砂・じゃりをねりまぜて、かたまらせたもの。土木、建築の材料。
セメント(cement)
土木建築の材料に使う接合剤。粘土を含んだ石灰石や石膏を焼いて粉末にしたもの。水で練るとすぐに固まり、かわくと非常に固くなる。
まずアスファルトって油なんだなと。
てっきり道路舗装のために使うどろどろの物体か何かだと思い込んでました。新たに舗装された道が灰色ではなく黒くなるのはアスファルトの性質によるものなんですな。
語源はギリシア語でa(否定)+sphalt(落ちる)。「落ちない」黒い物体、怖いな。昔から使われているようで、バベルの塔を建造するのにも使われたとか使われなかったとか。どうせぶち壊されるんだから固めても意味なかったね。かわいそうに。
日本語だと土瀝青(どれきせい)と言う。らしい。我が辞書にかけあってみたけれど「どれきせい」の項目は存在しません。これは死語なんだな、うん。
でも漢字が存在するならば昔から中国もしくは日本でも生活の中に溶け込んでいたのだろうと考えられますね。道路のコンクリに塗って表面に膜状のものを作る前からきっと物と物を接着するのに利用してたのでしょう。
コンクリートが「具体的な」を意味するconcreteと同じ単語だとは...。語源としてラテン語のconcretusを持ち、これはcon+crescere+tusに分解できてそれぞれ「共に」「成長する」「過去分詞語尾」を意味するようです。ともに成長した何かってことか。
セメントとか砂とかいろいろ混ざって(成長)して出来たのがコンクリート。乾かして固まると形がはっきりするから「具体的である」と。
セメントに関してはまだよくわからん。単体だとさらさら、あるいはどろどろなんだな?
がっちがちの接合剤だと説明されているので建物の壁に使われてそうです。記憶が確かならブロック塀にも塗ります。薄く塗ってはブロックを積み、塗っては積み塗っては積み… 10連鎖!ばよえ〜ん!
ざっくりまとめ
石灰石とかを溶いた粉もんの生地がセメント。
焼き固めたコンクリにかける黒いソースがアスファルト。
ひとつ、かしこくなりました。ほかにもなにかきになったら、しらべたいです。
では、またお会いしましょう。