こんにちは。
久しぶりに葉巻を買いましたので、感想を残しておきます。
Principe ドミニカンシガーで、消費税率増の影響があり450円→460円。
2000円なんかのプレミアムシガーと比べると格段に安い。嗜好品であるタバコは値段が上がればウマいと確約されているわけでもないので、試す価値は十分にあります。
さてさて。
のっけから濃ゆい。そりゃ葉巻だから当たり前なんだけれども。短いとはいえロブストってだけあって、ひとくちの重みがしっかりある。空腹時とかちょっと一息なんてので吸うとお手洗いに駆け込むんじゃないかな。
吸い口が確保されていないのでカッターが必要です。
ゆっくりとマッチで温めて赤くなったら始まりです。ほろ苦くてでも甘さが後味に入ってくるのが一番の印象。購入すぐにやっているので湿度の話にもなります。辛みがなかったので乾燥気味じゃないんだねえ。
70%カカオのチョコレートのような。アーモンドのような軽く焦がした香りが混ざっています。渋めの香りがする一方で、着香ではない自然由来の甘さが小さい存在感を放ちます。あと少し加湿できていればもっともっと甘みが増すんじゃないかとの期待が。
副流煙はくさい。紙巻の刺激的なくささとは違って、「草!」の主張がでかい。別に草と臭をかけてるわけじゃないんだからね!
よく言えば苦味のきいたコーヒー。
後半は想定していた以上に苦い。
舌に当たる瞬間にじわりと張り付いてくる煙には葉の甘味が薄く、コクと苦味が強い。香ばしさが隠れてしまうがゆえに仕方がない?煙草だけで出来ていますとの主張がドバっと飛び込んできます。
代わりに鼻で甘さを感じられるように変わる。簡単に表現すると嗅覚と味覚でのとらえ方が前後半で入れ替わった。
消えかけのタイミングで吸うとエスプレッソのようにぎゅっとまとめた煙が生まれる。前半にあった味に似たものを含んだなんとも複雑な味でえもいわれぬ気に陥る。
ミスって喉を通ってしまった瞬間はかなりえずきました。身体に悪いなこれ。やめといたほうがいいぞ。
結局半分と少しまで進めておしまい。50分くらいは楽しみました。
前半の30分くらいまでが最も美味しくいただける時間でした。
では、またお会いしましょう。