こんばんは。
大きな石がでてきました。
1.2*0.7(mm)ってとこですね。
色は少し薄く、赤みの紫というか、あたり具合によってはピンクにも見えるんだよなあ。ルビーってえともっと黒い濃い「深紅」って思ってたんですが。
みなさんにはどう感じられるでしょうか。
では状態を見ましょう。
リング部分が暗くなっているのと、裏側のホコリが目立ちますね。
裏はちょっと狭いのでようじでマツイ棒を作って拭くしかありませんねえ。
あと長方形が曲がっています。指側は雑でも痛くなけりゃ
⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!
ミ⊃⊂彡
この下の写真にある刻印、初めて目にしました。
立派な日の丸が打刻された横に<750>。
調べると「ホールマーク」と呼ばれ、造幣局が認めた証拠。<750>は1000分率における金の割合。つまり750‰が金。18金と同じ意味。18金も18/24で750‰です。
造幣局によると金銀プラチナそれぞれに証明記号があります。
また、イギリスやフランスにもホールマークがあるようです。日本の国旗とは違い、鷹や獅子が描かれるのは王家的な何かが関係するんだろうか。
洗浄と手磨きが終わっての写真が以下。
深さが増したのはきっと角度と照明の具合。
金っぽさが戻りましたねー。デザインは古いよね。何十年も前っぽい。実際古いんだけれども。
継ぎ目の部分は緑青が出ていて剥がすと色が落ちていましたね。このフォークの継ぎ目。
フォークの付け根も。
あとアーチ部分が欠けているのです...。意図しているのか取れたのか。
お掃除は終了しました。指で磨くのには限界を感じてしまいます。
さて、やはり気になるのはこのルビーのお値段。
私のような素人では相場も何も調べようが無いので、中古でどれくらいで取引されるのかを見ます。
この大きさなら金込で30万円くらいでしょうか。ここ1年くらいは金が高騰してますので誤差が出るでしょう。それ以前に、透き通ってこんなデカいルビーだともっともっとお高そう。うちにそんな財力ありませんからね。
人工ルビーじゃないかと予想されます。時計にも使われる石ですね。
模造品は値段も著しく低く抑えられるうえに耐久性も高いので軸受にはまっています。
本物だろうが偽物だろうがこんなに大きな石のついた指輪をつけているとひっかかって服がほつれそう。友人たちとの集まりに行くときには面白いかもしれません。お仕事にはNGかなー。
では、またお会いしましょう。