こんばんは。
さきほどヘマをやらかしまして。
というのも、部屋に鍵を置いたまま、外に出したままの自転車を戻そうと出たところ戻れなくなり、アパートのオートロックの外でうつけておりました。
サーボモーターがウィーンと音を立てて丸腰の私をまだうすら寒い春の夜風にさらしました。どうしたもんでしょう。鍵は部屋の机の上で私の帰りを待っています。ケータイと財布こそ手元にはありますが管理会社の電話番号も登録したてんで覚えがない。仲介してくれたエイブルの営業所は2分と歩いたところにあれど、すべての物件の鍵を持っているわけもない。
頭は空っぽで心臓もバクバクとせかしてきます。
考えろ。考えるんだ。
本当に鍵が無ければアパートの外からは錠を回せないのか?何もない状態から1を作り上げろ。何か策はないか。目の前のたった数ミリメートルの壁をぶち壊せばすぐへに戻れるんだ。いやいや、落ち着け。もっと他にも選択肢は...。
ある。
絞り出した、たった一つの手。
俺の手にはまだカードが一つ残っている。
ピンポーン。
「〇〇号室のものです。恥ずかしながら鍵を部屋に残したまま出てきてしまいまして...。オートロックを解錠してもらっていただけますか?」
隣の部屋の人にオートロックを外してもらいましたとさ。
並大抵のことでは恥を感じなくなってしまった心がここで役に立つとはこれっぽっちも思っていませんでした。知らない人に話しかけられる特技がこんな形で。
なんて言っていますが実は一度経験しているんですよね、部屋のキーとじ込みとこの解決法。友人の部屋で麻雀をうち、休憩がてらスーパーまでお菓子やジュースを買いにいき、戻ってきたとき。気づいたのです。カードキーをほったらかしにしてきたことに。その時は管理会社に電話したり、スペアを持っている人に連絡をつけました。しかし結局その場では開けられないと判り、上の階の人をインターホンで呼んで開いてもらったのです。
今回は真っ先に他人に開けさせる方法を思いついたあたり、末期な気がしますな。〇〇号室のも(以下略)の発声まで1分もかかってない。
ほかの方はどうやってキーとじ込みを乗り越えてるんでしょうか。合鍵渡した恋人でも呼びつけてるんですか?
では、またお会いしましょう。