損するあほう

時計とかタバコとかPCとか、残しておく。※個人の感想です

BUREN ETA 561.101 練習組立

こないだのBURENのクオーツを戻します。分解とは違う順番でやってみて巻芯を最後に組み込みたい。

 

まずツヅミ車を固定したいので、オシドリを下敷きにして一体型部品をねじねじ。

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まっすぐ入らないと思ったら、斜めに入れて潜り込ませる必要が。

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この真ん中のところね。あと一番左はネジ穴にひっかける。
ちなみに目の写真にある灰色の絶縁シートっぽいピラピラはどこにも固定できなさそう。「頑張ってください。」

 

輪列受けの裏側。人工物らしい美しさ。

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クオーツの輪列取り付けが苦手なんだよなあ。
一回でホゾを全部合わせるの無理ゲーっしょ。まじで。

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全部はまってないときは↓

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穴の中心が光ってるのと光ってないのがある。光ってるのはちゃんと軸がハマっている箇所。逆に黒いままなのはまだ。この状態でネジを締めていくとホゾが折れて時計が動かなくなる。
軽く抑えながら車を調整して、受けに通します。↓が正解。

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回路ユニットとコイルユニットはかぶせるだけ。これは間違ったネジを刺している図。

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これで輪列側はほとんど終わり。

 

日の裏は載せるだけ。

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カレンダー機構が無い単純なムーブメントは部品数が少なくていいですねえ。手をつけるにも簡単で。

 

文字盤をとりつけました。

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分解はほぼずっとこの状態で進めました。巻芯が取り外せなかったから。でも今回はまだケースに入れていない、ということは...。

 

そうです。オシドリを押下して巻芯を。この銀色のとこですね。

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普通にとれたんだが????分解の際はあんなに抵抗したってのにお前は...。

 

平たくなったしネジは全部間違えてないな。

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今回の針戻しは成功じゃないでしょうか。

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ETAのクオーツムーブメントは初でしたけど、結局同じ要領でやっていけますね。輪列はやっぱり2,3個で分かれてるほうがやりやすい。

 

電池交換もなしで作業終了。そもそも動くかどうかもわからない状態の時計ですからね。眠ってもらいましょう。部品取り用にもなるかも。

 

では、またお会いしましょう。