ebayで文字盤を探していても、説明欄に対応ムーブメントを書いていないことが多々あります。
困りましたねえ。
簡単な解決方法は「干支脚を見る」です。
特に3時より少し上、9時より少し下にあるものが使えます。中心を挟んだ点対称です。
どちらかが生えていて、折れていなければ固定できそう。
根拠はとても簡単で、公式の資料から読み取れます。
STはETAのクローンなので当たり前ですけれど、両方とも寸法は同じ。中心の線からは3.78mm離れて、中心点からは12.2mm離れています。図の中だと、日付表示窓の右上の〇にあたります。
ETA2824は2836,2892などとも文字盤の互換が認められることもあり、たくさんの選択肢があるわけです。
上記のムーブに対応した商品でしたらSTを使ってヴィンテージの雰囲気を味わいつつ、時計内部は比較的現代のものを組めるんですね。そのへんのお店には置いてない時計になる可能性もあると。
見るだけで何となくわかるので簡単。
本当は自分で溶接が出来ればどんな文字盤だって使いまわせて夢が広がりんぐなのにな...。はたまたただの接着剤でどうにかなったりするんだろうか。
では、またお会いしましょう。