こんにちは。
以前に自作した時計部品の洗浄かごを試用。
結論からいうと、問題ナシ!ヨシ!
アラルダイトのFAQには(下線はこちらで追加)
アラルダイト ラピッド(急速硬化タイプ)への質問
Q.接着後の部品を溶剤に浸けた場合、問題があるのか?使用溶剤:エタノール、ベンジンA.接着面の広さにもよりますが、すぐ、剥れたりする可能性は低いです。尚、長時間接する事により、薬品と反応して溶けたりする事は考えられます。
との記述があります。
ここにある「長時間接する」のが何分を想定しているのか不明なものの、ムーブメントについた油汚れを落とすだけなら30分も使わないでしょう。洗浄機に数分、念入りに手洗いでも10分くらい?
アラルダイト以外にもダイソーの二液式エポキシ接着剤を塗布してまして、こっちのベンジン耐性も注目。
いざ尋常に、
20分浸水後に刷毛でボリボリしたり、柄でゴシゴシしても反応ナシ!アラルダイトもダイソーもしっかり固定されてます。
ボディーのほうも剥離等は今のところみられません。100円の粉ふるいも我慢強い。
壁の真鍮板は言わずもがな。相変わらず汚え接着剤のあとをつけて黄色く光っています。
現段階で「手洗いで時計の洗浄をする場合は問題なく使える」と言えます。
続いての超音波洗浄は、90秒洗浄を1分あけて2度。
かごが斜めになりながらもクリア。溶けることなく真鍮板と網とをがっちり固着。
改めて結果をまとめると
100円の粉ふるいに真鍮板をエポキシ接着剤で固定した洗浄かごは、20分間ベンジンの中にいても、合計3分の超音波洗浄(42kHz)にかけても、剥がれることなく形を保てる。
完成度はさておき、値段だけを見れば著しい安さで完成。自動洗浄機には使えませんが、自由に区切れて何個でも作っておけるのは圧倒的な利点。
両方使えるのがわかってひと安心。これで2000円のかごの代用が完成。予備にあと2つくらい作っておこう。
では、またお会いしましょう。