ません!
残念でした!
安いラッカー塗料で艶消しの白に変身した文字盤にSEIKOの植字を戻してみたところ、かわいくてよろしいので何か使えないかなと考えたんです。
安直に手元の7S26にのせるとこれが全然ハマらない。ぱっと見同じような位置に干支足の受穴があるのになー。
ネットで探しても7Nの寸法pdfに出会えなかった。esslingerで見てみると衝撃の事実が。
おわかりいただけるだろうか。
同じかと思われた干支足差込口は、ほんの少しだけズレている。7Sは日板の数字から外れた位置にある。両方とも31日のディスクを使用していることから、1日当たりに割り当てられた角度は等しい。
ムーブメントのコストカットは行うのに、文字盤の設計を統一して安上りにしようとはしない。SEIKO内部での派閥がにらみ合っている暗示だとでも、いうのだろうか。
てなわけで無事、白文字盤は自由の身を保てたわけであります。NH35に好きな文字盤をつけようと思ったら結局NH用の文字盤を用意してやるしかないんだな。全然別のムーブのものでも干支足を無理やりつければいいのだけれども...。
7N43が手に入ったら真っ白の時計にするだけです。
では、またお会いしましょう。