ジャンクの中にアンティーク腕時計。しかも動くじゃないかと。
期待はできなくても何か練習にもなるかも。
いい感じの焼け方。諸事情あって巻芯はすでに抜けてますが我慢して。六角形のベゼルは好きな角度でつけていいのかしら。一応動くけどすぐ止まるのは油固化の予感。
錆びもぱっと見大丈夫。ふればゆっくりテンプも回る。
実は一回開けて使えそうな部品を寄せ集めて動くようにしたもんだから当たり前なんだけどね。ほかにも同じ時代の同じサイズや型の大きいものがガラ箱に入ってたので頑張ればもう一つくらいはn個イチが作れるかもしれない。
さあ裏ブタ側から巻芯を抜いて、文字盤がわへ落として取り出します。さて機械台に乗せ...
文字盤の裏側が怖いな??DURIG FRERES?検索をかけてもよくわかりません。文字盤メーカーみたいなもんでしょう。
裏輪列側にも表面仕上げがされてるのは意外。
テンプ穴石、ガンギ穴石には補油装置。こういうのはネジ締めの時にぐらついて流れちゃうから苦手なんだよなあ。あとネジが小さいしすぐつぶれる。
輪列の縦アガキも大丈夫。歯車の処理が綺麗だ。ほんのりと輝く。
機械はASの970でした。
別に特別なことはなく大人しい手巻きの機械ですから型番は気にすることもないでしょう。
そんなことよか丸穴と角穴が両方逆ネジなのは注意。ミスってぽっきりいくかも。
テンプも外さないといけないタイプの受。
均等は保たれてるけど水平がずれてる。自分で触るともっと怪しいかもしれないのでこれはこのままにしよう。替えも効かない現状では命とり。
香箱も加えて洗えば前半は終了。
古い汚れにはハケでこそいでから超音波がよさそう。
組立は休憩を入れてから。
では、またお会いしましょう。