3月に入ってAliexpressで注文したタイムグラファーが手元にきた。
昨年に購入したはずのタイムグラファーは8月15日を最後に消息を絶っています。
アンプを作りtgをインストールして自分を騙していましたが、ついに我慢の限界をむかえたようです。
2週間待つだけで手元に届くありがたさに気づかされました。
身なりはNo.1000と何一つ変わりません。
表示が違います。
白青の微妙な2色だったのが、白黒で視認性が上がりました。
筐体の色が灰色というのもあり無彩色に統一された印象。
拘束角が常に表示、振動数とゲインが交互に表示される微小な修正も。
解像度も上がりました。
向上にともなって刻音を示す点が遠くに...。と思いきやグラフそのものが広く出力されて見やすくなりました。このへんは個人の趣味で左右されそう。
片振りによる2本線が見づらいのは玉に瑕。
No.1000では片振りが大きすぎる場合、点が画面外に行くたびに逆側から出てくる表示の仕方だったのです。パックマンとかマリオ3の対戦のように右に行くと左から出てくるタイプ。このせいでグラフを見ながらの片振り修正がしづらかった。
No.1900では解像度が大きいぶん、狭まっていく感覚もつかみやすいかと。
あと設定で白もしくは青と黄の2配色を選べる。
オプションで変更できる項目がかなり増加。
No.1000では「言語・振動数・拘束角・測定周期」の4つくらいしかなかったのに、倍以上増えた。Weishi No.1900おそるべし。
Graph Clrは点の色がちょっと変わる。無彩色でも有彩色でも大差ない。
Graph typeを変更すると、点を打ち続けるのではなくて、それらをつないだ線で描画されます。好きじゃない。
Brtightnessは最小1刻みで1%まで下げられる。明るい画面が使えたとて何もメリットはない。暗いほうが好き。
Help Aboutではなぜか仕様が表示されるもよう。
前々から謎だった"Frequency Calibration"のポートは私達は使えないと説明書にあります。
てっきり、水晶振動子が経年変化して周波数が狂ってきたときに「正しい」周波数をチップに教えてやれば機械的に修正をかけられる機能なのかと思っていたのに。まあ2万円を切るような機械だし買い替えが妥当か。
測定は調子よく行えます。拘束角も目視と全然ずれておらず歩度も他の機械で計った数字とほぼ同じ。
解像度が高いのはメリットともデメリットとも捉えられる一方、その他の機能はNo.1000より便利になったのではなかろうか。
No.1900もしばらく使ってみてからじゃないと本当に”買い”の商品か判断しかねる。
では、またお会いしましょう。