自分、気がついたら白文字盤の機械式を所持していないのを思い出して、ORIENTの安い時計を手に入れてみました。
裏蓋を開けてみると見慣れた機械。
と見慣れない耐震装置。
これはnovodiac(ノヴォディアック)。
ちょっと待て。
私が知っている国産機種の耐震装置はダイヤショックとパラショック。オリエント製品はSEIKOの系譜を汲んでいるはずで、採用するのはダイヤショック。
上のセイコーレディスにはダイヤショック(3つ足)がある。
次の写真はセイコーメンズのダイヤショック(2つ足)。
さてこのふたつのダイアショックと、ひとつめのnovodiacを比べてみてほしい。
(勝手に呼んでいるけど)足の部分がちがう。3点支持で回すのも少し慣れたから問題ないけど、なぜこんなところにあるのかがわからない。
オリエントはスイス式機械のエボーシュを手に入れて使っていた?はたまた、誰かが耐震装置もしくはテンプ受ごと代替部品に交換した?
真相は不明なまま振り角は300°近く。姿勢差も小さくて結果は満足できる。
見なかったことにして自分用に置いておきましょうか。
では、またお会いしましょう。