今日も今日とてebayをうろついていると、ETAの代替ムーブメントを発見。
その名も G100。
その製造元は「ラ・ジュー・ペレ(La Joux Perret)」。どこかで聞いたことある人もいるでしょう。
少し前にCITIZENによって買収された機械式ムーブメントメーカーです。
「la Joux-Perret G100」でGoogle検索しても13,700件しかヒットしないくらい話題になっていないようです...。
ひとまずebayの販売サイトや他で紹介しているサイトから引用してスペックを並べます。
Casing, Dial Hands fully compatible with ETA 2824
Diameter in lines: 11 1/2’’
Diameter in mm: 25.6 mm
Thickness: 4.45 mm
Frequency / alternations: 4 Hz / 28’000
Number of jewels: 24
Power reserve: 68h
どうやらETA 2824-2と互換性があってパワーリザーブが68時間!まあ、何本も持ってたら5日とか寝かせてるしあんまり関係ないか。
2020年ごろから60時間を超えたものが台頭してきた中級機。
今回のLJP G100はebayで$295、日本円にすれば33,000円前後。これなら純正ETAを購入するより、G100やA-10などの代替ムーブメントのほうがちょっと特別感があって楽しい気もします。
さて、MIYOTA 9015をタイトルに持ってきておいて、La Joux-Perret G100の紹介をするとは何事かとお思いの方々、次の画像を見てどう感じますか?
ならべますよ?
二枚目のカレンダー側なんて文句言えないっしょ。これ絶対に9015の亜種じゃん。
しかし地板径25.6mmのまま60時間を達成したのはどういうことなんでしょうか。歯車の配置が違うことから、そのあたりに何か変更を加えているのかな?
個人的にはセイコーの6L75あたりもかなり似た形に見えます。みんな同じ形に収束してしまうの?
実物を写してくれている動画があります。
ラ・ジュー・ペレ(La Joux Perret)も ミヨタ(MIYOTA)もシチズン(CITIZEN)の傘下に収まっていることから、製造や技術をスイスに移動・熟成を計っているのでしょう。
個人的にはPT5000よりMLJP G-100を使いたくなる。なんか、おしゃれ。キフショックいいよね。
では、またお会いしましょう。