損するあほう

時計とかタバコとかPCとか、残しておく。※個人の感想です

C101PAのCadmiumを設定しなおします

前回導入したCadmiumはわりと問題だらけで、スペックも相まって正直微妙なところではあります。

 

いろいろやりましたが私は諦めました。

 

設定したところや問題点を項目ごとにメモしておきます。

 

日本語環境

海外の有志が作ってくれたCadmiumは言わずもがな外国語仕様。日本人が普段使うには不向きな状態です。

ですからまずは日本語入力等を導入する必要があります。

sudo apt-get task-japanese

で必要なものがおおむね手に入る。

 

IMEにはibusがインストールされるものの、キーボードとの兼ね合いで入力切替が出来無い。設定画面で「ひらがな/かたかな」キーの代わりに何かショートカットを登録します。

 

ibusの設定画面にて []内をクリックしてショートカットを上書きする。

Hiragana と Direct Input それぞれの画面でソートして[ Hiragana Katakana ]をみつける。  

Switch to Direct Input Mode  [ Hiragana Katakana ]

Switch to Direct Input Mode  [ Ctrl+Space ]

みたいに設定し直す。他の操作とかぶらないように、不要な[ Hiragana Katakana ]の設定は絶対に使わないだろうなって組み合わせで上書きしておけばおk。

 

 

内蔵音声出力ができない

コミュニティにある方法では解決しませんでした。

このPCで動画を見ようとは思いませんが、いざ見る必要が出たときにbluetoothスピーカー等を接続するのは手間ですね。

 

GUIを変更

Cadmiumのインストール中にphosh, sway, noneのいずれかを選択します。私はphoshを使いました。
が、完全にスマホの動きをしています。ロック画面もdigitのパスコード。あくまでC101PAはネットブックです。スマホのような操作をする気が全くありません。

こうみると普通のドロワーかもしれませんが、下の画面輝度や音量の設定パネルは完全に通知センターです。

 

個人的につかいづらく感じるため、Ubuntuで慣れているGNOMEに変更します。

sudo apt-get install task-gnome-desktop

GNOME環境で使うであろうアプリ等がボンボン入ってきます。取捨選択。

xfceが好きな人は task-xfce-desktop にすればおk。

 

次にphosh環境とサヨナラします。

sudo apt-get autoremove phosh

phosh関係のパッケージがホイホイ消えていく。

 

今のところデスクトップ環境は問題なく動いています。

 

 

キーボードが変更される

まずDeleteキーを失います。[Alt] + [Backspace]で使えていたDeleteが機能しません。

 

また、キーボード最上段にある矢印や更新マークのキーが、記号のままの機能を失い、左から順にF1,F2...となっています。ESCキーはそのまま。

 

実物を持っている方はわかると思います。そうです、F10までしか存在しなくなります。一番右は11個めでF11キーとなるはずですね。いいえ、電源ボタンの扱いになります。

 

そしてこの電源ボタンがかなりの曲者です。

 

サスペンドから復帰できない

上の問題と合わせると結構致命的。

電源メニュー、キーボード上の電源ボタン、本体側面の電源ボタン、すべてのサスペンドから復帰が出来ません。画面が真っ黒のままです。ディスプレイを閉じても同じ症状。
何を押しても反応がありませんからそのまま強制終了待った無し。これを防止するためにボタン設定を変えても何故かすぐ戻る。

acpiのフォルダが無かったので acpid をインストールしてから設定。

sudo apt-get install acpid

sudo nano /etc/acpi/events/powerbtn-acpi-support

action=/etc/acpi/powerbtn-acpi-support.sh

↓削除

action=

powerbtn-acpi-support.sh に「ボタンを押したらシャットダウンだよ」と書かれているようです。これを読まなくするように action= の内容を削除

 

あれ?直らないぞ?

 

電源ボタンを押し間違えることはないけど不安だからちょっと困ったな。

 

 

せめて画面を閉じてもサスペンド無しに

サスペンドは改善されませんでしたがノートPCである以上画面を閉じるのは不可避。
筐体を閉じるとこれまたサスペンドされてしまうようで、開いても画面は真っ暗なままでバッテリーをもりもり食べてしまいます。

sudo nano /etc/systemd/logind.conf

HandleLidSwitch=ignore を書き込み

sudo systemctl restart systemd-logind.service

これで画面をぱたんと下ろしてもストップしません。しかし起動しっぱなしなため、放電は早い。

 

logind.confをいじれば電源ボタンの設定も直せるかも??

 

これ以上は面倒なのでChromeOSを再インスコしてLINUX機能を解放する方向で行きますわ。

 

 

では、またお会いしましょう。