待ちに待った、RADO simplonの別作風防が手元に届きました。
さて、どうなったのでしょうか。
結論: 装着可能
つけられるものが出来上がってきましたので、今回の修理は終了とします。

ですが、これは修正前のすりガラスバージョンのサファイアガラス。 私が欲しかったのは研磨されて透き通ったエッジのほう...。わざわざ追加で料金払ったのに使えないなんて。
今回大事だったのは面取りが大きいガラス。この面取りがないとベゼルで抑えられないから。
29.5mm直径で今回は2.0mm厚(本来は1.5mm)。一応装着できたので良しとします。
もとのガラスがミネラルだったからサファイアガラスをつけられただけでも幸い。
届いた二種を並べる
以前お伝えしたように、私のコミュニケーション不足で研磨されていないもので完成しましたね。そこに追加で、エッジが研磨されているものを注文しました。
並べるとこんな感じ。腕時計としては右の雰囲気が馴染みのあるものでしょう。

おおよそいい感じの形であります。
傾斜のあるエッジ、両平面でスッキリとしたサファイアガラス。 セイコーファイブアクタスなんかでよく見る形状ですね。
キングセイコーやロードマチックも絶妙に面取りされた風防を使いますね。
実は問題があります
本当は外側が平面、内側が凹んだ形状で製作をお願いしたはずなのに、先程見せたように送られてきた製品は両平面でした。
わざわざ両平面サファイアガラスを数万円かけて別注してもらうでしょうか?
もとついていたガラスは文字盤を少し小さく見せるような効果があります。

これを再現するために製作を依頼したのに出来てきたのは両平面。うーむ。さすがに安価で製作してくれると言っても、形状が違うのはいただけませんよね。
送った3Dモデルを確認しても内側は曲面になっています。
というか私の送ったファイルをもとに削り出してるんじゃないの?もしかしてデータ作り直してる?
駄々こねたら一部返金が伝えられた
$40が返金されました。全体が$180なので1/4に満たない程度ですね。
形に納得がいかなかったので私が意義を申し立てたところ、最終的に瑕疵が見つかり返金が叶いました。
営業が「生産部門は上も下もカーブした面なんてなかったって言ってるよ。このデータで作ったって」とおかしなことを言い出しました。
送られてきたデータのSHA256が私の送ったものと一致していますから確実に曲面が入っています。
だからもう一度データのスクショを取りつつ講義して、確認をとってもらいました。すると
Good morning. After re-examination. One side of the lens does have some curvature, so we can offer you a partial refund.
ほらみろ!! あっただろう! 生産部門の人が「なかった」と嘘をついて通そうと思ったんだな。そりゃ面倒だからな。でも私は負けなかった。私に責がなかったから。
別注はいいぞ
採寸さえ間違えなければ、好きな形の風防が作れるのはとてもいいことです。
昔なつかしのカットガラスも作れそうですし、頑張れば長方形や正方形も可能でしょう。どこかスキャンしてくれるところないかな。
さて、不本意な形であっても、サンドイッチ形式で使えるサファイアガラスが増えました。
誰も買わないとは思いますが、出品だけしておこうかなと思います。もと取りたいからね。
生産部門はテキトーなこと言ってるけど営業の対応やレスポンスの早さは良かったから、次の注文もここでいいかもしれない。「こういう特徴があるデータだから気をつけてね!」って言えば間違わずに作ってもらえるかな。
では、またお会いしましょう。