一番初めに手を付けるのはケース。
中身が動こうが何しようが、ケースを磨く練習はしておいて損はありませんから。
まずコジコジして開いたらこう。
磨くのはベゼルと身ごろ?(ラグの上面)です。
使用するのは紙やすりとハンドルーター。
一番目立ちますからね。ここがピカっとしてると引き締まる。
艶を出して小傷を減らし、最終的には鏡面仕上げを目指します。
ベゼルだけ磨いたらこんな感じ。
どうでしょう。
ベゼルは鈍く光ってみえますが、ケース胴体は白いでしょう。
金属は小傷が入ってくると反射が少なくなって薄く濁ります。打痕でなければ磨き布で何とか戻せます。
ケース本体も磨くとこう。
ギンギラギンに。
画像には見えない磨き跡がちょっと残ってしまった。ひとまず自分用だからな。
他方、ケース側面は粗いペーパーを使ってつや消しで仕上げます。
ヘアラインっぽく。こちらは白い光りかた。1000番でシャッシャッ。
指の”腹”でやったもんですからムラが残りました。単調な面ではなくうねっているからですね。
そのうち専用のビットを買って手直しします。
さあケースは一旦これでおしまいです。次の外装はガラスが問題となります。
キングセイコー 5625-7000 第1回 計画をたてる
キングセイコー 5625-7000 第3回 ガラスを調達
キングセイコー 5625-7000 第4回 カレンダー側分解
キングセイコー 5625-7000 第5回 表側分解
キングセイコー 5625-7000 第6回 完了
では、またお会いしましょう。