送ってくれる時計が総じてワンピースケース。
継ぎ手巻芯を外す行為が心臓に悪く、気が気ではありません。
ローターの衝撃逃しと言われるくり抜きがロンジンのロゴになっているのはおしゃれですね。
仕上げも円形のコート・ド・ジュネーブが見られますし、金色と銀色がいい具合の割合です。
こんな形にくり抜いてもワンピースケースだから絶対に内側は見てもらえないんだよなぁ。
さて文字盤を外すと現れるのは諸々のおさえ。梨地仕上げ。
ネジは2つ。ピンとネジで固定されている。持ち上げる前にバネを外してあげましょう。ロディコか何かで持っていれば飛翔体と化す心配はないでしょう。
おさえの裏にジャンパーバネが隠れていますがそれは心配なく持ち上げられました。
カレンダーに盛り上がってる部分がある。
無論私は触っていませんし、温めた記憶もありません。経年による変化でしょうか?メーカーの見落としとは思えない状態。
デイトジャスト切替にご対面。左側のバネ付き部品がキモのようです。
「こいつのせいで」と言えば怒られるでしょうか。しかしこれがあるためにカレンダー合わせが大変なんです。
1段引きしかできないこいつは日板早回し機能はありません。では夜10時〜2時頃を往復させればいいではないかと思って逆回しをすると怖くなる力のかかり方をしまして、折れそうになります。
デイトジャスト機能は省いて早送りを実装してくれたほうが、使う側としてはありがたいのです。
そのため良くも悪くも切替周りはすっきりします。
メンテナンスする側からすると部品数が少ないのはいいことです。ユーザー目線で考えた場合は...好みでしょうか。
ひっくり返して表にいこうかしら。
と思いましたが一旦休憩。
急がず焦らず。急いては事をし損じます。オラそんなのは嫌だ〜。
お水を飲んでタバコを吸ったら後半へ向かいましょう。
では、またお会いしましょう。