お久しぶりのタバコの感想。
手巻きでもなく葉巻でもなくシーシャでもなく、実は既成タバコです。
というのも海外へ行っていた友人が土産にと買ってきてくれたものです。
その名も FAROS ファロスとそのまま読んで大丈夫です。
長さは普通のボックスタバコの長さですね。
封を切るとふんわりと甘酸っぱい香りがします。
どことなくはちみつのような甘ったるい(薄くですが)香りの中にベリーのような酸っぱさがふわふわと感じられます。
火をつけて吸い始めはとっても軽い。1/3くらいまでは甘さも感じるかなといったところですが中盤からはどうしても変な味を感じてしまって長くは吸えませんでした。蓄積する紙の臭いがダメだったのかな。
次は両切りファロス。なぜか18本入。
なんでケチられてんの?22本入りとかにならないの?
葉自体は同じものを使っているようで、香りは同じでした。香料使ってないのかな?ガチガチの着香ものよりはこういう方が好き。
味はもちろん濃ゆくなってます。
紙巻って正直紙の味がして苦手なんですが、両切りは味ががっつり入ってくるのでかなり良く感じました。
吸い始め2,3スパは舌の上にタバコらしい甘さがぶわっと広がります。ところがどっこい半分にさしかかる手前くらいから渋さや辛さが一気に増えてきます。
両切りに慣れていない私はどこまで吸えばいいかわからず一人チキンレースが始まります。
引き際がわからない。
まるで人生みたいなタバコだな...。
ちなみに「彼はファロスを吸った」とメキシコで言えば「彼は死んだ」を意味するそうです。
やっぱり人生のタバコだなFAROSは。
紙巻のタバコは結局分解して手巻き用の紙で作り直すんですよね。そっちの方が美味しいから。
今回ももれなく改めて巻いてより美味しくいただきました。真ん中を超えても甘さが続きます。
紙巻のままでもおいしいです。いやらしい甘い香りもふりまきませんし、素直にタバコの香りと味を楽しめるいいタバコです。
タバコそのものとは関係ありませんが、パッケージにあるタバコ会社のシール好きです。
収集癖はありません。
今までの書き口とはかなり変わってしまった気がします。感想なんて所詮そんなものです。味の好みも日に日に変化していきますし。なにより文章考えるのが大変。
では、またお会いしましょう。