ピンセット、手入れの道のりは長い。
てなわけで100均のピンセットを犠牲に練習を繰り返しましょう。
ステンレスのピンセット。細長くて形も似ているのでうってつけです。
どうせガッツリ帯磁しちゃうんでしょうが、あわよくば使えるレベルになるといい。
でも結論だけ述べるとスタメンは無理。磁性を持ちすぎるのと、握るための力が大きい。こんなのでやってると部品飛ばすか手がマヒする。形や細さが悪くないだけに惜しいなあ。
DUMONTの1番と並べると長さの違いが見て取れます。125mmを超える大きさ。
くわえて太い。持ちやすくていいんですけどね、そのぶん握るには重い。抵抗のもとになる。これで軽かったらもうね。
分厚さは全然違う。やっぱりDUMONTは高いだけあって、相当の作りこみ。
まあここから整備していくのが、工具手入れの練習なわけで。
平たいやすりを使うこと数分。
まだあと半分は削ってもいいんじゃないでしょうか。ここからが精度を求められますね。
110円で手に入るピンセット。脱磁機なしでは使い物にならない一方で、気軽に削れて整形の土台になると考えれば素人にはうってつけの品。
こちらのブログによればもっと軽く握れるタイプの商品がダイソーにある(少なくともかつて売られていた)ようなので、立ち寄った際には探してみて試したい所存。
初心者もいい道具を持てばいい仕事に近づけます。
では、またお会いしましょう。