目覚まし時計がちゃんと動かないので見てくれ、と祖母から置時計をわたされました。
RYTHM(CITIZEN)の目覚まし時計ですね。「4RY600」が型番のようです。
10分単位で設定できる目覚ましの時間になると、上部が高速木魚と化して起こしにかかる、というもの。
電池はEVOLTAが入っていました。
絶対にEVOLTAは使わないでください。
寸法が少々違うため正しく装着できない等の不具合が起こります。
電圧が高く、装着するだけで故障するなんて噂も。
マンガン電池を入れて発振と針回しの確認、アラーム機能の動作を確認。
38μAの消費電流は初めて見た。
となるとぷらぷらの時針をさし直すだけ。
針どうしはぴったりくっつくわけありませんもんね。
さすがに手で外すのも難しいので、ちょっと違う道具で。
あんまり良くないけど無理やり広げて掴ませました。
腕時計のカレンダーと同じような手順です。アラームを日付変更と考えたらいいでしょう。
- X時にアラームを合わせる。
- ゆっくり針回しをしてアラームを動作させる。
- X時に合わせて時針を挿す。
- 針を12時間回して針の位置とアラーム位置を確認。
- 分針を時針に合わせて挿す。
- アラームと針位置が一致するか確認。
さて形が戻ったところで数日様子を見ましょう。
12時間以上ズレずに動けばガラスを軽く接着して祖母宅へ届けましょう。
40年近くも朝のおつとめご苦労様です。私なんかよりよっぽど仕事してます。
では、またお会いしましょう。