こんにちは。
Walthamの腕時計を手に入れました。まだ開きませんよ。
祖父の使っていたであろう棚からころりと出てきたこちらの時計。巻き上がった状態で完全に活動停止しています。
前後から見るだけでは全く型番も年式も何もわかりません。ただひとつ、Walthamの時計だとわかるのみ。
ひと目見ておかしいと思うのが文字盤の向きです。通常ですと”上”にある12時が、3時に位置しています。どういうことでしょうか?組み立てるときに違った方向につけたのでしょうか。いいえ、だとするとスモールセコンド用のホゾが入りませんね。
ここからは私の推測ですが、決して何もおかしなところは無いのです。この形で正解なのです。
腕時計を手の甲側につけるのではなく、手のひら側につけるときに有利です。想像してください。巻くと12時と竜頭が上側(指先側)へ来ますね。腕をまっすぐ伸ばしただけで時間を確認できるのは利便性が高い。ちなみに左右どちらに巻いてもこの特性は変わりませんね。※個人の感想です
ざっと外観だけ見ましょう。
風防には「YA」の文字。
こんなところに印刷されたら気が散りますね。何の意図があるのでしょうか。不明です。
使い込んだ跡でしょうか。
10年以上使ってそう。あっちこっちにぶつけた跡やらメッキの剥がれた箇所やら。使われていた事実に喜びを覚えます。
これが不可解。巻き心が戻らない。
ちょっと押しても戻ってきちゃう。基本ポジションが時間合わせなんですよね。切り替えレバーのあたりが弱っているのでしょうか。ここのせいで動かないのかなとか考えますね。
6時位置下も情報なし。
MADE in U.S.A.とか書かないんですね。「SWISS MADE」「JAPAN MADE」みたいなのあるだけで一定のブランド力を発揮しそうなのに。
さらりとガワを流し見ました。
時間を見つけて中身も触りたいですね。
後日談は以下から。
Waltham Sapphire 練習分解 - 損するあほう
Waltham Sapphire 練習組立 - 損するあほう
では、またお会いしましょう。