こんにちは。
前回の記事でadbのためのツールをPCへ導入しました。
今回はコマンドをAndroid端末へ通すために必要な手順を説明します。
Android側の設定
設定の中の「端末情報」へ行きます。その中の「ビルド番号」というのを連打してください。
すると「あなたは今開発者になりました!」的な表示がなされます。これ連打するだけで開発者になれるならずっと連打するわ。
「開発者向けオプション」というのが現れますので開きます。
「USBデバッグ」という項目をオンにします。
パソコンに有線接続すれば「USBデバッグを許可しますか?」とダイアログが表示されますので許可してあげましょう。
これでadbコマンドが通るはずです。
もし通らない場合
まずは端末が認識されているかどうかを調べます。
コマンドプロンプトに以下を入力してください。
adb devices
問題なければシリアル番号が表示されます。
以下はUSBデバッグの許可ができていない、もしくはPC側が端末を認識できていない場合は何も表示されません。
さて、これを解決しましょう。
PCにadbが使えるXperia端末だと認識させるために、ドライバを追加してやります。
以下のサイトから自分のXperiaに対応したドライバをダウンロード・解凍してください。
https://developer.sony.com/develop/drivers/
自分はXperiaじゃないよという場合は自力で探してください...。
"機種名 adb driver"とかで見つかると思います。
コントロールパネルの中からデバイスマネージャを開くとADB Interfaceと書かれたアイコンがあるはずです。
これを右クリックして「ドライバー ソフトウェアの更新」を押下。
「コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します」を選択。
「次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します:」の参照先を解凍したフォルダにします。
「次へ」を押すとドライバが追加されます。
私のXZ1 Compactに対応するのは「Sony sa0117 ADB Interface Driver」でした。機種によっては名前が多少違うかもしれません。
先ほどのADB Interfaceと書かれたアイコンがなくなっていれば大丈夫です。
再起動をかけて、コマンドプロンプトでデバイスが表示されれば完了。
私がadbに出会った頃は、認識してもらえない問題でずっと悩んでいました。
もし今回の記事で解決できないのであれば、他の人のやり方を参考にしていろいろと試してみるのがよいでしょう。
adbはアプリの削除など以外でもコマンドがたくさん存在します。
快適なAndroid生活を送ってくださいね。
では、またお会いしましょう。