ついにカスタムリカバリ TWRP が起動したAquaris M4.5。
てなわけで使えそうなROMを書き込んでいく。
「M4.5 rom twrp」とか「Aquaris custom rom root」とかありきたりな検索を打ち込むこと数十分、こんなページが。
Android 10 für bq Aquaris A4.5 / M4.5 – Android-Hilfe.de
ドイツ語のだけど、感覚(英語翻訳)で読むと"Android 10 の中の Android Go 部分をベースにしたカスタムファームウェアを作った。お前らよろこべ"みたいな感じ。
ありがたくダウンロードいたします。
載せられた手順を要約。
真似してみます。
上記のページにあるSP Flash Toolを使い作業を進めます。
SP Flash Tool/Driverフォルダ内「MTK Driver Auto Installer」に従ってツール用のドライバをインストールしないと作業は全く進みません。
参照したページにはカスタムリカバリからパーティションのバックアップを取るようにと指示がありますが、私はその画面で該当するパーティション(nvram & nvdata)が出てこなかったため、捨て身のノーバックアップで進みました。何度も初期化されてるし。
Options > Option > Download の中の項目にチェック。これないとダメらしい。
で、カスタムファームウェアフォルダ内のMT6735M_Android_scatter.txtをScatter-loading Fileにセット。すると下の方に色々と出てきます。
また、手順とは違うものの、Download Onlyのプルダウンを変更し「Firmware Upgrade」に。現状の情報を残しつつ上書きする機能だそう。バックアップをとっていない私はこちらを選択。IMEIとかが消えちゃうと困るかもしれないからね。
で上の方にあるDownloadを選択。ただの電源オフのスマホを差し込むとフラッシュが始まる。リカバリーでもFastbootでもない、普通の電源オフです。
5分ほどで書き込みが終わる。あとは起動するだけ。
すると...。
変更されたブートロゴ。どこかエコを感じさせるデザイン。
ホーム画面も無事表示されました。
初めてのAndroid 10。ドロワーボタンがありませんね。下からスワイプするようです。
About phoneのページ。Android versionが上がっています。以前は7.0でした。
作者が14とか書いてりゃ14にでもなるんでしょうけどね。
しかし明らかに中身が変わっています。BQのアプリが入っていませんし、YoutubeGoなんてアプリ聞いたことありません。
合計10時間を超える騒ぎも収束し、ソフトは新しいものに変更されました。
次はハード面ですな。バキバキの画面はボタンも使えないしタッチも反応なし。マウスの右クリックが戻るボタンではなくなったためキーボード操作になっています。
メモリが厳しいものの、また使えるようになればXZ1 compactが使えなくなったときに”つなぎ”として登場できるはず。
クアッドコアでメモリ1GBの軟弱スマホでもなんとか生きていけるんだぞ。空きメモリ300MBくらいしかないけど。
では、またお会いしましょう。