Aquaris M4.5にカスタムROMを入れた際、さまざまな問題にぶち当たりました。
いくつか並べておきます。
まず一番大事なこと。
機種に対応したカスタムROMをまず確保
初歩的な話に思えるかもしれないけれど何気に重要。
ノートPCにLinuxを入れるのは簡単ですがスマホは話が違うようです。
別の機種のものをインストールしても起動しなかったり正しく機能しない箇所がでるとのこと。
カスタムリカバリが機種ごとに用意されていることから考えても無理のない話ですね。
crDroid, Lineageos, omniOS然り、開発側の人でがあまりにも足らないため、すべてのデバイスをサポートできるわけではありません。
必ず対象デバイスのROMデータをPCへダウンロードしてからroot取得やカスタムリカバリの導入を行いましょう。
最終的にカスタムロムを落としたのはこちらのサイト経由。
公式ROMは手に入らないっぽい?
または以下のフォーラムで検索をかけて探すのもありかもしれない。
https://www.xda-developers.com
英語が疲れるって人は無理やり翻訳かけてもいいかもね。
TWRP(カスタムリカバリ)に突入しない
fastboot 経由で.imgを送っても意図した動作をしてくれませんでした。おそらくroot取得ができていなかったから。
boot.img, system.img, recovery.imgを何度か書き替えながら脱出。
Magiskでつくったpatched_boot.imgがうまくいけば同時にTWRPも機能しました。
ROMのイメージを焼くのはTWRP経由だけじゃない。
大抵の説明を読んでいるとカスタムROMの導入にはTWRPのInstallメニューから行うことになっていますが、違いました。私が使ったのはSP Flash ToolなるMediatek用のツール。
さあTWRP経由で書き込んでやるぞ、と思ったらエラーが出てきました。
Invalid zip file format!
Error installing zip file '...'
「解凍して再圧縮して解決することもあるよ」とか見たので試したけどダメでした。なぜならこの方法でのインストールを想定していないから。
上の画像だと最終的に.imgファイルの書き込みを行って [IMAGE FLASH COMPLETED] となりました。
Aquarisの場合はこれも間違いでした...。
文字にするとすぐ終わってしまいますが、私は休みをまる1日つかってスマホにカスタムROMを導入するはめになりました。
ひとつの問題が立ちはだかるたびに1時間はネットの海をさまよいました。
起動のたびに初回起動シークエンスを行い、マウスとキーボードを接続し、管を何度も差し替えながらデータを書き替え...。
ともあれ、次はもうちょっと簡単に進めるスマホにしたいです。でもやっぱりサイズ制限かけちゃいそう。
では、またお会いしましょう。