こんばんは。
時計専用の道具って何でも高価。
そのへんで手に入らない物の中で、洗浄用のかごが高いたか〜い。幼児も喜ぶ高さ。
ヤフオクなどで中古を買ってもひとつ約2000円。幅こそあれ安くない。よくて1000円。
「無いなら作ればいい」ものづくりの精神とは、既製品では飽きたらない人間のゆきつく所なのである。(お金がないだけなのはナイショ
<追記>
具材はそのまま結局は作り方も変えて、高さ調整して改めました。洗浄かご改善、完成 で
<追記ここまで>
かごの具材はこちら。
100均の粉ふるいと、家にころがっている真鍮の板(0.5mm)。あと2液式接着剤。
板は知らんが、ふるいと接着剤はダイソーで手に入る。材料費だけなら500円もかからないんじゃないかな。
試作とした理由は、このエポキシ接着剤がベンジンに浸ってかつ超音波洗浄機にかけられたとき、どういった挙動になるのかを知りたいから。
もしも接着剤が洗浄に耐えうるならば、いろんな形のかごを作成しておけるので便利だなと。
作業は単純。
見本と同じような形になるように、真鍮板をカット、バリ取り整形。
ボール盤で任意の小さな穴を開けてメッシュにしようかと思ったけど、別に通気孔なくても揮発性の高いベンジンなら心配なさそう。
ふるいの方はというと、壁が高いのが課題。低くないと部品取りづらいじゃんよ。グラインダーでチュイーンと。
さっくりいかずにガタガタに。粘りのある材質だったもよう。ステンレスを削るのも大変ね。高さあっても差し支えはないし、設備がない人はそのままがいいかも。ヤスリでは一生短くならん。嘘でした。簡単に切れたので壁も小さいほうが絶対にいい。
最後に真鍮の壁を作る。
本当ははんだ付けが確実だと耳にしたのだけれども、私は電子工作を嗜まない。はんだも小手ももちろんアイテムインベントリには見当たらない。
ものは試しだ、いけっ!
接着剤の残念具合はさておき、形は出来上がった。後でこそげば良かろう。微小な隙間はうめつつ、外堀と接合。真鍮が入って骨ができたおかげで網の強度もこころなしか上がった。
手前は地板の入るところ。それ以外は好きに使え。
製作は楽しかったけど、時間と労力を値段と完成度に照らし合わせると、買ったほうがいい。早くはないけど、きれいだし丈夫。自動洗浄機との互換性もある。動作保証って安心感はパねえぞ。
使用感や改善策は、後日ベンジンにつけて超音波洗浄機にかけてみてから考えますわ。
では、またお会いしましょう。