オリジナルのケースが売却されたであろうボームアンドメルシエ。
このまま裸ん坊で転がしておくのもかわいそうですし、どうにかガワを用意したいんですよね。
とはいえ手元にあるのはムーブメントと文字盤と時針だけ...。
仕方がない。まずは情報をかき集めよう。
ranfftによると
Data
12.5''', Dm= 28.15mm, Do= 28.55mm
H= 3.25mm
F= 1.6mm
T= 1.8mm
30 jewels
f = 19800 A/h
power reserve 54h
ふむふむ。
最大径が28.55mm、ケーシング径が28.15mm。高さ3.25mm、文字盤側から巻芯まで1.8mm。
これくらいわかればあとは実物を計測して...。
とりあえずこんなもんでいいでしょう。
これ以上作りこむところはない。ムーブメントを作る趣味はありません!
ムーブメントと文字盤と巻芯の模擬体を用意して、これがすっぽりハマって動かなくなるだろうケースをモデリングすればよいのです!
うおおおおおおおお!
これ作り上げるだけで3日くらい頑張りましたから。
前回hmtのケースを3D CAD模写したときと違って、今回は自分で全部寸法を考えてポチポチ作業するため、描いては調整描いては調整で疲れました。
全く関係のない勉強ばかりしてきた私がまさかこんなCADデータを作る人生を歩むとはね...。
データだけで終わっては何の価値もないままです。
次はどこか作ってくれるところを探しましょう。さすがにフライス盤を買って完ぺきに加工するのは無理だ。
3つくらい手元にあれば十分ですが、そんな小ロットを受けてくれる業者があるかどうか。
追記
長々と続きますので気になる記事だけ見ていってください。
B&M カレンダー側
B&M 表側
B&M 見積もりと発注
B&M 未だ届かず
B&M ケースのレビュー
では、またお会いしましょう。